あなたの転職が、どうか成功しますように 

職務経歴書の書き方についてもアドバイスをしてくれる

はじめて転職をする方にとっては、職務経歴書の書き方に関するアドバイスをもらえるのは大変ありがたいことです。

履歴書はもちろんのことですが、履歴書に加えて書類選考で重要視されるのが職務経歴書となります。

特に応募者が多い人気の求人では書類選考の段階でかなりふるいにかけられてしまうので、いかに魅力的な職務経歴書を提出できるかが、選考通過の鍵となります。

職務経歴書を書く際のポイントは職種や応募業界によっても異なりますが、業界・職種に関わらず重要なポイントとなる点を以下にまとめておきます。

  1. 見やすく、分かりやすく書く
    • 冒頭では経歴の概要や自身の強みを要約して3行程度でまとめる
    • 表や枠などを活用して見やすいレイアウトを心がける
    • 箇条書きを活用し、一文も簡潔にしてまとめる
    • 特にアピールしたいポイントは目立たせる
    • 多くても2枚~3枚程度に収める
    • 当然、誤字脱字はしない
  2. 実績は固有名詞と客観的な数字で示す
    • 営業実績などは、具体的な数字で示す
    • その実績がどれだけ優れたものかが分かるように、比較対象を加える
    • 出せる範囲で、固有名詞を使用する
  3. 企業の採用ニーズに合わせる
    • 求める人物像に合った自己アピールをする
    • 経験職種が複数に及ぶ場合なども、企業が重視する職種経験だけをまとめてアピールする
    • 「何をしてきたか」ではなく、「何ができるか」を伝える
  4. 意欲をアピールする
    • 応募、入社にかける熱意をアピールする
    • 志望意欲の高さだけではなく、その理由も付記して説得力を持たせる

人気企業の採用担当者のもとには、毎日数十通の応募書類が届くことも珍しくありません。 担当者が最初に1通の職務経歴書に目を通す時間は、短ければ数秒、長くても数分だと考えましょう。

その短い時間でざっと目を通した中で、何かきらりと光るものを感じてもらうことでようやく時間をかけてじっくりと中身を読んでもらうことができるのです。

文章が冗長でだらだらと書かれている職務経歴書は読む気も起りませんし、自分の過去の職務経歴を論理的・簡潔にまとめられないということは、恐らく資料作成などを任せても同じようなものしかできないのだろうと思われてしまいます。

職務経歴書は「自分」という商品のプレゼンテーション資料なのです。それに目を通す人の気持ちを考えて、客観的な立場で分かりやすく見やすい職務経歴書になっているかどうかを確認しましょう。

例えば営業職の職務経歴書を作成するケースを考えてみましょう。

  • 同期の中で売上1位を獲得 → 同期50人中1位を獲得
  • 年間売上3000万円 → 同期の平均年間売上1000万円に対して、3000万円
  • 営業目標を達成し続ける → 営業目標を配属以来24か月連続達成(同期入社で唯一)
  • 目標を達成 → 目標達成率180%を達成

上記のように、客観的な数字を用いつつ、必要に応じて比較対象を用いることで、その業界や職種に詳しくない採用担当者でも、その凄さを理解することができます。

職務経歴書は、できる限り複数の企業で使いまわすのはやめて、企業毎にカスタマイズして作成するようにしましょう。

あなたの職務経歴は一つしかないとしても、企業によって求める経歴は違いますので、自分の職務経歴の中からその企業がもっとも求める経歴にスポットをあてて作成するのが基本です。自分が持っている引き出しの中から、もっとも響きそうなポイントを中心に構成を考えるということです。

そして、企業の採用ニーズや求める人物像などについては転職エージェントであれば豊富な情報を持っているはずですから、 特に志望度が高い企業に提出する場合は、職務経歴書を作成する前に事前に転職エージェントからそれらの情報をヒアリングしておくのがよいでしょう。

相手が求めているものをしっかりと理解したうえで書類を作成する。

職務経歴書には、こういった営業センスも求められるのです。

職務経歴書の中では、応募に欠ける熱意もしっかり伝えましょう。 しかし、熱意を伝えるだけでは不十分です。

応募をしている時点で興味があることは分かっているわけですから、大事なのは、「なぜそんなに志望意欲が高いのか」という採用担当者の疑問に答えうるだけの説得力がある理由をつけ加えることです。

以上が、どんな業界や職種にも共通して職務経歴書を作成する際には心がけておきたいポイントでした。

また、職務経歴書を見るポイントは企業や採用担当者によっても傾向が大きく異なりますので、そのような情報はぜひ積極的に転職エージェントから仕入れるようにしましょう。

なかには「職務経歴書のレイアウト構成=論理的思考力」と考えて、分かりやすさや見やすさを足切り条件としている担当者もいれば、レイアウトよりもその中身を重視している担当者もいます。

このような情報を豊富に持っていればいるほど、転職エージェントを経由しない候補者と差をつけることができますので、ぜひ意識しましょう。

基本的にはどの転職エージェントでも職務経歴書の作成アドバイスには対応してくれますが、その中でも特に定評がある転職エージェントは、DODAです。

自分の魅力を最大限に引き出す職務経歴書を作成し、志望企業への通過率を高めたい方は、ぜひDODAの転職コンサルタントにに相談してみましょう。

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