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転職求人サイトのメリット・デメリット

転職活動をする方のほとんどは、一度は転職求人サイトを覗いたことがあるのではないでしょうか?

大手の転職支援会社が運営する総合求人サイトから、業界特化型、職種特化型の求人サイトまで様々な求人サイトが存在しています。

転職求人サイトも転職活動には欠かせないツールの1つですが、 転職エージェントとは違うメリット・デメリットが存在しています。 ここでは転職求人サイトを上手に使いこなすために、メリット・デメリットを客観的にまとめています。

  1. 応募企業の採用担当者と直接やり取りをすることができる。
  2. 画像や動画など、様々なコンテンツで会社の雰囲気を掴むことができる。
  3. サイトによっては、会員登録しているだけでスカウト情報が入ってくる。
  4. 自分の好みの検索条件で様々な企業を探すことができる。
  5. 企業の求人広告掲載料によっては、転職エージェントより選考ハードルが下がることも?
  6. 無料で利用ができる。

転職求人サイトの場合は転職エージェントとは違って面接日時調整などは自分自身でしなければいけませんが、 一方では企業の担当者と直接やりとりできる点は魅力的です。

応募メール機能を通じて、自分自身の自己アピールをすることも可能ですし、自分が応募したいと思えば、どんな企業にも応募できるため、 確実に企業の採用担当者に自分の履歴書を届けることが可能なのです。

一方で、転職エージェントに比べるとどうしても見劣りする部分があるのも事実です。 ここでは、採用担当者の視点も踏まえながら、転職求人サイト経由で応募することのデメリットを考えています。

  1. 面接日程調整など、全て自分自身でこなすため、面倒がかかる。
  2. 企業についての詳細情報は、サイト内に掲載してある情報だけしかわからない。
  3. 誰でも応募ができるため、採用担当者によっては「媒体経由は応募者の質が低い」という印象を持っていることもある。
  4. 面接対策や入社までのきめ細かいサポートはないため、転職エージェント経由の候補者と比べて情報弱者となりがち。
  5. 選考に落ちた理由や、評価されたポイントなどが分からない。
  6. 明確な求人選定の軸がないと、莫大な求人件数の中から求人を選ぶことができない。

転職エージェントであれば当たり前のように受けられる事前の面接対策や企業の選考情報など、 内定率を上げるための情報を手に入れることは難しくなってしまいます。

また、選考が進んだとしても、自分のどこが評価されたのかをフィードバックされることもなく、 仮に選考に落ちてしまったとしても、明確な不合格理由を教えてくれる企業は多くありません。

基本的に全てのことを自分自身で行わなければいけないため、自己管理能力に自信がある方や、他人のアドバイスではなく自分の目で確かめたいと 考えている方には向いていますが、転職エージェントを活用して転職活動をしている方に比べると特に情報収集や事前準備の面で不利になってしまう傾向はあるようです。

しかしながら、企業の採用担当者の視点から考えてみれば、一般的に求人広告媒体への掲載料は転職エージェント会社に支払うコンサルティングフィーよりも廉価であるケースが多いため、採用の費用対効果という観点から考えて、転職エージェント経由の採用ターゲットと転職求人サイト経由の採用ターゲットを分けて考えている企業も中には存在しています。

例えば、

  • 転職エージェント経由=レベルの高い人材
  • 転職求人サイト経由=通常レベルの人材

このように区別して採用枠を決めている企業もあるわけです。

また、同じ求人に対しても転職エージェントと求人広告を併用して採用活動を展開している企業も多くあります。

そのため、もしこの1名枠の求人に、全く同じ評価の候補者が2名現れたとすれば、 転職エージェント経由ではなく求人サイト経由の候補者を採用したいと考えるのが通常でしょう。

そういう意味で、企業視点から考えると、求人サイト経由のほうが選考が有利に働くという力学も、本当のところはないわけではないのです。

転職活動をされる方の中には、転職エージェントで企業の採用情報や詳細情報を入手し、 応募は求人サイトや企業ホームページから直接行うといった荒技で転職をスムーズに進めようとする方もいるようです。

求人サイトならではのメリット・デメリットを理解して、上手に活用していきましょう!

どんなに大手の会社が運営している求人サイトであれ、日本中のすべての求人情報を掲載しているわけではありません。

これも採用担当者の目線から考えてみれば分かることですが、登録者数が多い大手の求人サイトは当然ながら広告費用も高いため、 そのような大手の求人サイトには自社の採用情報を掲載せず、広告掲載料が安い業界特化型の求人サイトや成功報酬型の求人サイトのみで採用活動を展開している企業もとても多いのです。

また、転職求人サイトを運営している企業の営業マンがどのような企業を開拓しているかによっても、掲載情報は大きく左右されます。

このような背景があり、求人サイトによって登録されている企業のデータベースは大きく異なります。 皆さんが全ての求人サイトに登録することがないように、企業も全ての求人サイトに求人を掲載するわけではないのです。

そのため、できる限り多くの情報の中から自分に合う求人を見つけたい場合には、複数の求人サイトに登録するのがおすすめです。

第1位:リクナビNEXT(会員数340万人の国内最大級転職求人サイト)

リクナビNEXT

星の数ほどある転職求人サイトの中でもずば抜けた掲載企業数・求人数・登録者数を誇るのが、 リクルートが運営するリクナビNEXTです。 転職者の約8割が利用するなど、転職成功のための必須ツールとなりつつあるサイトです。 特におすすめできるのが匿名レジュメを登録するだけで非公開求人のオファーも来るスカウト機能です。 オファー受信数や企業に検索された回数に基づいて、 登録者全体における自分の市場価値がランキング形式で教えてくれる個人レポートも大変おすすめです。 転職をするならまずはリクナビNEXTに登録しておくことをおすすめします。

第2位:@type(キャリアデザインセンターが運営する転職求人サイト)

@type

「@type」は、大手総合人材サービス会社キャリアデザインセンターが運営する国内最大級の転職求人サイトで、会員数130万人以上を誇ります。人気の大手企業からベンチャー企業まで優良求人が網羅されており、スカウト機能やマッチングサービスなどの便利な機能も充実しています。また、過去に40万人以上が受けた超人気の「市場価値判断テスト」など、@typeならではのお役立ちコンテンツも満載。情報の量・質共に他の転職求人サイトを圧倒しており、ぜひとも登録をしておきたいサイトの一つです。

第3位:イーキャリア(ソフトバンクグループが運営する転職応援サイト)

イーキャリア

イーキャリアは、ソフトバンクグループのソフトバンクヒューマンキャピタルが運営している転職求人サイトです。ソフトバンクグループのネットワークを活かしてIT業界、ゲーム業界、エンジニア・クリエイター・マーケティング職などの求人がとにかく充実していることです。 求人の充実度はもちろんのこと、サイトの使いやすさやスカウト機能、新着求人のメール配信やRSS配信機能など、 上記業界・職種の経験者からは大変高い支持を得ているので、 該当する方はキャリアシートの登録をしておいてスカウトを待ってみるのがおすすめです。