あなたの転職が、どうか成功しますように 

面接

晴れて書類選考に通過すると、次は面接となります。
面接では、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 面接日程調整
  • 面接までの準備
  • 面接当日
  • 面接後

書類選考に通過すると転職エージェントと面接日程の調整を行うことになりますが、

志望意欲が高い企業の面接の場合には、
できる限り多数の候補日を転職エージェントに伝えるようにしましょう。

面接がスムーズに組めるかどうかでも企業側のあなたに対する印象は変わります。

現職の方はなかなか面接時間の確保が難しいかもしれませんが、
夜の時間帯はできる限り空けておくなど、自分なりに工夫してみましょう。

また、面接日がフィックスしたら、事前に面接の対策をしておきましょう。

転職エージェントから面接のアドバイスを受けることもできますので、
ぜひ詳しい面接アドバイスをお願いしてみましょう。

転職エージェントは、面接を担当する人事担当者の性格や、
どのような面接が行われるかなども詳細に把握しています。

もちろん、面接の内容をそのまま教えてくれるようなことはありませんが、
かなり具体的な面接アドバイスをもらえるはずので、
積極的に情報を引き出すことで、求人媒体経由の応募者などと比較すれば
かなりのアドバンテージを得ることができるでしょう。

そして、面接に行く前にはホームページや求人票などを見ながら、
詳しく企業のことも調べておくようにしましょう。

当日の面接会場や行き方、持ち物などもしっかりと確認しておきましょう。

面接に遅刻したりすると、たとえどんな理由であれ
企業からみたあなたの印象は悪くなってしまいます。

万全の態勢で面接に臨めるように、事前準備は怠らないようにしましょうね。

いよいよ面接当日です。
面接では、転職エージェントが同席してくれることもありますし、
そうでないこともあります。

まれに信心深い方は、転職エージェントが面接に同席していると、
「なぜ同席するのか?」と深く考えすぎてしまう方もいますが、
基本的に転職エージェントが面接に同席するのは、
以下の理由によるものですので、そこまで考えすぎる必要はありません。

  • 面接慣れしていない企業が、面接後のフィードバックを求めて同席依頼している
  • 転職エージェントが面接の内容を把握し、その後の面接アドバイスに活用するために同席している
  • 求職者の援護射撃(面接前の面接アドバイスおよび面接中のフォロー)のために同席している
  • 求職者の援護射撃(面接後の面接官に対するフォローアピールなど)のために同席している

転職エージェントが同席しているからといって、
皆さんに不利になるようなことはありませんので、安心してください。

同席する、しないに関わらず、面接の主役はあなたです。
全力を出し切れるように頑張りましょう。

あなたが面接の事前に転職エージェントから企業に対する情報を仕入れているように、
企業側も事前に転職エージェントを通じてあなたに関する情報をある程度入手したうえで
面接に臨んでいることがほとんどです。

そのため、面接で大事なのは、過度なアピールをするのでもなく、
過度に委縮することもなく、しっかりとありのままの自分をさらけ出すことです。

内定が欲しいがために自分を必要以上に良く見せようとアピールしたとしても、
企業にはそれが見抜かれて選考に落ちてしまうこともありますし、
もしそれを見抜かれずに内定が出て、入社までしてしまったら、
さらに悲惨なことになります。

自分を必要以上によく見せることは、入社後のミスマッチにつながります。
あなたが好き好んで自分自身のことを企業に誤解させているわけですから、
入社後にミスマッチが起こるのは当然ですね。

そうならないためにも、ありのままの自分の良いところ、悪いところを判断してもらうことが、
面接においては一番大事なのです。

そして、あなたの同じように企業も、
やはり候補者からは良く見られたいと思っていることも忘れずに。

企業の中には自社の魅力を必要以上にアピールしたり、
オーバーな表現で伝えたりすることもあります。

面接官が自社の説明をする際には、その話が本当なのかどうか、
冷静な視点で判断するようにしましょうね。

企業についての客観的な情報は、転職エージェントに聞けばしっかりと教えてくれるはずです。
面接官の言うことを全て鵜呑みにせず、最後は自分自身で判断するというスタンスも重要です。

面接が終わったら、面接後の感触を転職エージェントに対して
できる限り正確に伝えるようにしましょう。

面接を受けて入社意欲があがったら、
そのことを包み隠さず転職エージェントに伝えましょう。

転職エージェントはそのことを企業側に伝えてくれますから、
意欲を伝えるだけで選考に通過する可能性が高まることもあります。

あなたが面接後にどう評価されたかが気になるように、
企業もそれは同じなのです。

候補者が自社に対してどのような印象を持ったかによって、
企業の候補者に対する印象が変わることはよくあります。

自社にいい印象を持ってくれたというだけで、
評価が上がってしまうことも採用の現場ではよくあることなのです。

採用活動は一種の恋愛のようなものですから、
好きと言われれば好きになりますし、
嫌いと言われれば嫌いになるものなのです。

面接官も人間ですし、結局は人と人とのお見合いなわけですから、
もし面接を受けてその企業に対する志望意欲が高くなった場合には
ぜひ積極的にアピールしていきましょう。

また、その逆に面接を受けてあまり印象がよくなかった場合には
その旨もきちんと転職エージェントに伝えるようにしましょう。

そのように転職エージェントに対してフィードバックをしっかりすることで、
今後の紹介の質が高まるのです。

面接を受けてみて、やはり「辞退」をしたいと思った場合にも、
転職エージェントにその旨を伝えましょう。
その際も、なぜ「辞退」をしたいと思ったのかという辞退理由を伝えることが肝心です。